ワンピースは現在、過去最大の謎とも言える“ゴッドバレー事件”編が佳境を迎えています。
第1162話では、神の騎士団ソマーズの圧倒的な力、そして若き日のドラゴンやレイリー、ロジャーたちの活躍が描かれ、物語はさらに緊迫した展開を見せました。
前回のおさらい
- ロックス・D・ジーベックが妻・エリスと息子を助けるため動き、彼らを逃がす。ジーベック自身は神の騎士団ガーリング聖と対峙し、圧倒する。
- ビッグ・マムが「ウオウオの実 モデル:青龍」を手に入れようとする中、カイドウの襲撃によりその実を奪われる。
- ガープが島で起きている市民・奴隷の死状を確認し、体制の現状を改めて見つめ直す。
- イムがサターン聖の体を使って暗躍していることが示唆され、物語の裏側にある力関係が浮上します。
次回・第1163話では、これまで断片的に語られてきた“事件の核心”や、ロックス海賊団の崩壊、天竜人の罪、ドラゴンの覚醒といった重要な要素が一気に動き出すと予想されます。
今回はそんなワンピース第1163話について、最新話までの伏線や過去の発言をもとに、今後どのような展開が描かれるのかを徹底考察していきます。
ワンピース1163話はいつ?今週は休載?
ワンピース第1163話は、2025年10月27日(月)発売の 集英社 『 週刊少年ジャンプ 2025年48号』 に掲載される予定なのですが、今回はどのような展開になるのでしょうか?
ここからは、国内考察者だけでなく、海外情報から1163話がどのような展開になるのかまとめます。気になる方はどうぞご覧ください。
ワンピース1163話の最新ネタバレ確定速報【ロックスが黒点支配(ドミ・リバーシ)で悪魔に変身?】
「黒転支配(ドミ・リバーシ)」は、漫画 ONE PIECE 第1150話にて初めて名称付きで登場した技/能力です。
対象者(たとえば巨人族のブロギーやドリー)に対して、まず“悪魔契約(アー・クワール)”などと呼ばれる儀式を通じて寿命と引き換えに「不死の身体」「常人以上の腕力」などを与えられた状態です。
その後、魔法陣を足元に敷き、「黒転支配(ドミ・リバーシ)」という掛け声とともに魔法陣が回転・“ひっくり返る”描写があるのですが・・・
ワンピース1163話では、この「黒転支配(ドミ・リバーシ)」がロックスに発動してしまうようです。
「リバーシ(=オセロ)」という語が示す通り、ひっくり返された盤面のように、白(=これまでの姿・正義側)から黒(=悪・支配側)へと転じるので、つまりは妻を殺害しようと意識が変化させられてしまうのです。
その姿、そして力を見たロジャーとガープは・・・共闘という形でロックスと対峙。戦いは、加熱していくのです。
ワンピース1164話へ続く。
ワンピース1163話以降のネタバレ考察【ゴッドバレー事件の核心が明らかに】
ワンピース1163話以降のネタバレ考察
- 神の騎士団が本格的に動く
- ロックス海賊団の内部分裂が描かれる
- シャッキーの正体とデービー家の秘密が明らかに?
- 若きドラゴンが初めて“行動”する
- ロジャーとガープの共闘が本格化する
- ロックス・D・ジーベックの真意が垣間見える
- ゴッドバレー事件の核心が明らかに
1. 神の騎士団が本格的に動く
1162話までの展開で、神の騎士団の一員・ソマーズが登場し、その圧倒的な力を見せつけました。
1163話では、残りの神の騎士団メンバーが次々と姿を現す可能性が非常に高いです。
これまで「神の騎士団」はイム様直属の精鋭とされており、五老星よりも実戦的で“戦う神々”という印象が強まっています。
メンバーそれぞれが異なる“矢”の能力(呪い・光・重力・炎などの属性矢)を使う説もあり、まるで“神の軍団”のような戦闘が展開されるでしょう。
また、ロジャーやレイリー、ガープといった伝説級キャラクターと神の騎士団が直接ぶつかることで、「人間 vs 天の支配者」という構図が明確化するはずです。
この戦闘で、ロジャーたちが神の騎士団の力を理解し、「世界政府の正体」に疑問を抱く重要な伏線が張られる可能性もあります。
2. ロックス海賊団の内部分裂が描かれる
ロックス海賊団は、白ひげ・ビッグマム・カイドウという後の“四皇”を輩出した伝説の海賊団です。
しかし彼らは「共通の目的」よりも「それぞれの野心」で繋がっていたため、内部対立が避けられません。
1163話では、その内部分裂の火種が明確化すると予想されます。
ビッグマムは「自らの王国を作る」野望を語り、白ひげは「家族を守る」理想を求め、カイドウは「戦いそのもの」を望んでいました。これらの価値観の衝突が、ロックス海賊団の崩壊を加速させるでしょう。
また、ロックス・D・ジーベック自身が“世界政府転覆”を狙っていたとすれば、その思想が過激すぎて部下たちがついていけなかった可能性もあります。
つまり1163話は、後の“四皇”たちが別々の道を歩む分岐点として機能する章になるかもしれません。
3. シャッキーの正体とデービー家の秘密が明らかに?
前回の話で救出されたシャッキーは、ただの被害者ではなく、デービー家や天竜人との深い関係を持つ人物である可能性が高まっています。
彼女が狙われた理由が「血筋」または「特殊な能力」にあるとすれば、彼女の存在はゴッドバレー事件の核心に直結するはずです。
また、デービー家が開催した「人間狩り」イベントは、天竜人の快楽と権力の象徴でしたが、その裏には“神の血”を持つ者の収集”という異様な目的が隠されていたのかもしれません。
1163話では、シャッキーの視点で語られる回想や、デービー家の当主との会話などを通じて、事件の裏にある“天竜人の歪んだ正義”が明らかになる展開が期待されます。
この回で彼女が涙ながらに語る真実は、天竜人=支配者階級の腐敗を象徴する象徴的なエピソードとなるでしょう。
4. 若きドラゴンが初めて“行動”する
1161話~1162話では、若きドラゴンが世界政府の理不尽さに直面し、心を揺らす描写が続いています。
1163話ではついに、彼が初めて自らの信念に基づいて行動を起こす可能性が高いです。
おそらく彼は、天竜人に虐げられる民や子供を見て「この世界は間違っている」と確信し、誰かを守るために立ち上がるでしょう。その小さな一歩が、後の「革命軍結成」への原点となるはずです。
さらに、彼の行動を目にしたガープが「ドラゴン……お前……!」と驚き、父として・海軍として葛藤するシーンも想定されます。
この回は、“理想を掲げる者が初めて動く瞬間”として、革命家ドラゴンの覚醒エピソードになるかもしれません。
5. ロジャーとガープの共闘が本格化する
ロジャーとガープは本来敵対関係ですが、ゴッドバレー事件では唯一の例外的な共闘を果たしたと言われています。
1163話では、その共闘のきっかけと信頼関係の芽生えが描かれる可能性があります。共通するのは、「理不尽な権力を許さない」という信念。
天竜人やロックスの暴走を止めるため、両者が手を組むシーンが描かれれば、まさに伝説の始まりとなるでしょう。
戦闘中には、ロジャーが「おれたちは自由のために戦う!」、ガープが「正義は誰のためにある!?」と叫ぶような、思想の衝突と共鳴が描かれる可能性もあります。
そしてこの瞬間が、後に語られる「ガープ=英雄」「ロジャー=伝説の海賊」の両立を生む理由となるのです。
6. ロックス・D・ジーベックの真意が垣間見える
ロックスは、長年「世界最悪の海賊」と呼ばれてきましたが、その思想は謎に包まれています。
1163話では、彼がなぜ“世界政府の敵”となったのか、そして「Dの意思」との関係が示唆される展開が期待されます。
もしロックスが「世界の真実」を知っていたなら、彼は単なる野心家ではなく、“支配構造に抗う者”だった可能性が高いです。
その思想が、ロジャーやドラゴン、ルフィへと受け継がれる“自由の系譜”の原点だったとすれば、彼は物語全体のもう一人の“先駆者”だったといえるでしょう。
この回で、ロックスが「この世界を支配するのは誰だ?」というような台詞を放つ場面が描かれれば、読者に強烈な印象を残すに違いありません。
7. ゴッドバレー事件の核心が明らかに
1163話のラストでは、ついにゴッドバレー事件の根幹にある“罪”が暴かれる可能性があります。
人間狩り、天竜人の宴、神の騎士団の出動――これらが一つに繋がり、「この事件こそが世界政府が最も隠したい過去」であることが判明するかもしれません。
この一連の流れが、「なぜロックスが歴史から抹消されたのか」「なぜゴッドバレー島そのものが地図から消えたのか」に直結します。
もし1163話で“禁断の真実”の一端が明かされるなら、ONE PIECEは本格的に最終章の核心へ突入することになるでしょう。
ワンピース1163話のネタバレ考察まとめ
- 神の騎士団の全貌が明らかになる
- ロックス海賊団が崩壊に向かう
- シャッキーの血筋と天竜人の闇
- ドラゴンが革命家として目覚める
- ロジャー&ガープの共闘の真実
- ロックスの思想が“Dの意志”と重なる
これらすべてが交差することで、1163話はまさに ゴッドバレー編のターニングポイント になると考えられます。
ワンピース第1163話は、神の騎士団の全面戦闘、ロックス海賊団の崩壊、シャッキーの秘密、ドラゴンの覚醒など、複数のドラマが交錯する転換回になると予想されます。
物語はついに“世界政府が最も隠したい真実”に近づき、ゴッドバレー事件が歴史の闇から浮かび上がる瞬間を迎えるでしょう。
そしてロックスの思想が語られることで、“自由”を求める意志がロジャー、ルフィへと受け継がれていく――。
1163話はまさに、過去と未来を繋ぐ“運命の一話”になるといえます。

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